先日、高松にある「さぬきうどん 一福」で釜揚げうどんを食べたが、その一福が東京に進出してたことは聞いていたが、混んでそうな気がしてなかなか訪れる機会がなかった…が、意を決して神田に向かった。JR神田駅前の商店街を抜けた交差点の近くに、「香川一福」はあった。

きっと行列してるんだろうなぁと思ったけど、訪れたタイミングでは2,3人がお店の外で待っている程度だった…が、その後、うどんを食べてる時に店員さんが外で8人のお客さんが待ってることを話してたから、たまたまだったのかもしれない。

香川一福の店頭


店頭にはメニューが貼ってあった。かけ、ぶっかけ、釜玉…メニューのラインナップはオーソドックスな感じ…ではあるけれど、ざるうどんとか釜揚げうどんなどのつけうどん系のメニューは用意してないみたいだ。うどんの量が小、中、大の3段階ってのがうれしい。うどんのトッピングとして、うどんと合うかどうかは別としても、サイドメニューのてんぷらにある「金時豆」ってのはやっぱり香川のうどん屋さんならではって印象。しかし、おでんとビールも魅力的だけど、ばっちりランチ時なので長居することは気が引ける。下調べした感じだと、カレーうどんが人気らしいけれど、ここは限定メニューの肉うどんにしてみよう。あと、店内は撮影禁止だけど、料理は撮ってもいいらしい。

店頭に貼ってあったメニュー


店内に入って券売機でチケットを購入したら、店員さんにカウンター席に案内された。テーブル席いくつかと、カウンター席数席。そんなに広くない店内はうどんが出てこなければ、カフェでも通用するかもしれない(…が、写真は撮れなかった)

というわけで、肉うどん(大)の到着。かけうどんに軽く煮た牛肉と玉ねぎを乗せて、さらに鰹節をかけてあった。ダシはいりこの印象が強いわけでないけれど、バランスをとったダシといった感じだろうか。机の上にある天かすとしょうがを加えて、雰囲気を変えてみても美味しい。あと、関東でネギというと白ネギが主流なので、緑のネギが嬉しい。

肉うどん(大)


細かい天かすを追加


うどんの麺は細め。今回、オーダーしたのがかけうどんってこともあって、強烈なコシがあるわけではないけれど、香川のうどん屋さんで提供されているような普段着のうどんって感じだろうか。美味しい。関東で讃岐うどんを食べようとすると、茹で時間が少ない固い状態=コシとして提供しているお店にでくわすこともあるからなぁ。いやはや、香川に帰省することなく、このうどんを食べられるのはありがたいような気がする。

うどんの麺は太くない


続いて、鶏天と上天。鶏天は揚げたてでかじりつくと肉汁が溢れてくるし、胡椒が利いてて美味しい。。関東にいると、香川の"天ぷら"を見かけることがほとんどないので上天はただただ懐かしい。まぁ、単に揚げかまぼこだろと言われると、確かにそうなんですが。

鶏天


上天


名物のカレーうどんも食べてみたいし、冷たいぶっかけうどんでどこまでコシがあるのか試してみたい気がするし、また食べに来るしかないなぁ。もっと早く訪れるべきだった。


香川一福うどん / 小川町駅淡路町駅神田駅

昼総合点★★★★ 4.0