先日、友人から門前仲町に新しいダイニングバーがオープンしたらしいと聞いて、出かけてみた。新しいお店の場所は、東京メトロ東西線の門前仲町駅の木場側の出口から出て、永代通りから一本入った通りにあって、位置的には魚三酒場の裏あたり。
お店の名前は「Dining&Bar Wren's -れんず-」(以下、れんず)。お店のWebサイトを見てみたところ、wrenというのはミソサザイのことらしく、お店のロゴに使われているだけでなく、店内のインテリアにミソサザイがあしらわれているようだ。
スマホでお店のWebサイトを眺めているうちにお店に着いた。門前仲町は永代通りから一本入った通りに小さいけれど、イイ感じのお店がひしめき合っているが、「れんず」も、そんな感じのお店の1つ。ただ、訪れたのは、2015年12月上旬でお店のオープンからさほど日が経っていないせいか、店頭にはいくつもオープンを祝う花が出ていて、さながら花壇といった雰囲気になっていた(笑)

お店の名前は「Dining&Bar Wren's -れんず-」(以下、れんず)。お店のWebサイトを見てみたところ、wrenというのはミソサザイのことらしく、お店のロゴに使われているだけでなく、店内のインテリアにミソサザイがあしらわれているようだ。
スマホでお店のWebサイトを眺めているうちにお店に着いた。門前仲町は永代通りから一本入った通りに小さいけれど、イイ感じのお店がひしめき合っているが、「れんず」も、そんな感じのお店の1つ。ただ、訪れたのは、2015年12月上旬でお店のオープンからさほど日が経っていないせいか、店頭にはいくつもオープンを祝う花が出ていて、さながら花壇といった雰囲気になっていた(笑)

「れんず」の店内は1階にはカウンターがあって、2階にはテーブルがいくつか。奥には個室も用意されていて、
今回は数人でお邪魔することにしたので予約して伺ったが、個室に案内してもらった。

席について、ほどなくして提供されたのがお通し。よく見かけるお通しというと、ちょっとした一品だったり、珍味だったりすることが多い気がするが、「れんず」ではアサリ入りのスープだった(定期的に変わっているらしい)アサリの滋味溢れるスープは、「れんず」のダシへのこだわりを物語っているようであり、食欲をそそられた。

「れんず」のメニューを眺めてみたが、ダイニングバーであるせいか、お酒の種類は多い。カクテルやワイン、ウィスキーは何種類もあるが、日本酒や焼酎まで取りそろえているのはなかなか興味深い。フードメニューのバリエーションも多くて、思わず悩んだ。
そして、まずはポテトサラダから始めてみることにした。メニューには「大人のポテトサラダ 燻製半熟卵のせ」とあった。登場したのは、明太子とチーズを混ぜたポテトサラダに…卵が刺さっていた。この卵を潰して混ぜて食べるらしい。

フォークを押しつけるとぐちゃっと潰れる卵。ぱっと見はキレイとは言えないかも知れないが、ポテトサラダに広がっていく黄身を眺めていると、なぜかニヤニヤしてしまう。フォークで卵を潰す、ちょっとした作業も演出として悪くない。卵の黄身が絡んだポテトサラダに、わずかなスモークの香り。一品目としてはなかなかだ。

続いては、味噌漬けトマト。他のダイニングバーでクリームチーズの味噌漬けを見かけたことはあるが、トマトを味噌漬けにしたものを見たことなかった。「れんず」では西京味噌にトマトを漬けているらしい。トマトの脇を固めているのはマスカルポーネチーズ。若干、おそるおそるではあるが、食べてみたところ、意外にも味噌とトマトがいい相性。ワインにも合うし、おそらく日本酒にも合うだろう。

次は。鶏白レバーのパテ。ただし、メニューには「ドライフルーツと最中を添えて」と書いてあった。…最中?ちょっと不思議な印象だったがオーダーしてみた。登場したのはココットに入ってバルサミコをたらしたレバーパテと…ドライフルーツと最中の皮。レバーパテというと、バケットが添えられることが多いような気がするが、「れんず」では最中の皮で食べさせるらしい。最中の皮はバケットよりも薄く、よりレバーパテを味わえるような気がする。それに、ちょっとだけ甘みがあるので、これまたレバーパテの相方としていい塩梅。

ダイニングバーの定番とも言える、生ハムの盛り合わせ。スタッフさんによると、「れんず」では、一本まるごとの生ハムを仕入れていて、それを提供する前にスライスしているらしい。他のお店の生ハム盛り合わせに見かけないのは、手前にある白いもの。どうやら、ラードの生ハムらしい。まるっと脂なので、一瞬、どきっとしたが食べてみると、すっと溶けていく脂がクセになりそうだった。

レバーパテに最中を添えて出すあたりからして、和洋折衷を厭わず美味しいものを出すお店であることは理解したが、メニューを眺めていて、「え?」って思ったのが、このフォアグラ茶碗蒸し。茶碗蒸しに、あのフォワグラである。いやー、最中の皮は不意打ちだったが、これはどうだろうと思ったけど、しっかりとしたダシとあおさ海苔とフォワグラは…旨かった。

…まだ食うのかという感じだが、メニューにまだ食べてないメニューが載ってるから仕方ない。「れんず」ではハーフサイズで提供してくれる(上のフォワグラ茶碗蒸しはハーフサイズで御願いしてみた)ので、少ない人数でもいろんなメニューを楽しめる。
次にオーダーしたのが牛肉トロトロ味噌煮込み。洋食屋などでは、牛肉の煮込みというとドミグラスソースだが、「れんず」では名古屋の味噌煮込み風にしてあるということは、八丁味噌である。濃いドミグラスソースだと、日本酒相手には濃厚すぎることがあるが、これが八丁味噌だと濃くなりすぎないから、日本酒でもいけてしまう。

…やっとシメだ。ダイニングバーには色んなご飯モノが用意されており、「れんず」でもいくつか用意されているが、和風カレーライスを選んでみた。いやはや、ごろごろとした牛肉。そろそろお腹いっぱいかなぁ…と思い始めていたところに、このビジュアル。ちょっとヤバい。ネギを散らして和風を演出してそうだが、実態は欧風カレーでもなく、カレースタンドのカレーでもなく…どっちかというと洋食屋のカレーに近いようなカレーだった。

実は他にも料理を食べて、ワインや日本酒もがぶがぶ飲んで帰ってきた。お腹いっぱいで苦しみつつも、なかなかの満足度だった。ただ、お店が広くないこともあって、簡単に混みそうなことが玉にキズかもしれない。門前仲町あたりで飲むことがあったら第一候補にしたいところだ。
今回は数人でお邪魔することにしたので予約して伺ったが、個室に案内してもらった。

席について、ほどなくして提供されたのがお通し。よく見かけるお通しというと、ちょっとした一品だったり、珍味だったりすることが多い気がするが、「れんず」ではアサリ入りのスープだった(定期的に変わっているらしい)アサリの滋味溢れるスープは、「れんず」のダシへのこだわりを物語っているようであり、食欲をそそられた。

「れんず」のメニューを眺めてみたが、ダイニングバーであるせいか、お酒の種類は多い。カクテルやワイン、ウィスキーは何種類もあるが、日本酒や焼酎まで取りそろえているのはなかなか興味深い。フードメニューのバリエーションも多くて、思わず悩んだ。
そして、まずはポテトサラダから始めてみることにした。メニューには「大人のポテトサラダ 燻製半熟卵のせ」とあった。登場したのは、明太子とチーズを混ぜたポテトサラダに…卵が刺さっていた。この卵を潰して混ぜて食べるらしい。

フォークを押しつけるとぐちゃっと潰れる卵。ぱっと見はキレイとは言えないかも知れないが、ポテトサラダに広がっていく黄身を眺めていると、なぜかニヤニヤしてしまう。フォークで卵を潰す、ちょっとした作業も演出として悪くない。卵の黄身が絡んだポテトサラダに、わずかなスモークの香り。一品目としてはなかなかだ。

続いては、味噌漬けトマト。他のダイニングバーでクリームチーズの味噌漬けを見かけたことはあるが、トマトを味噌漬けにしたものを見たことなかった。「れんず」では西京味噌にトマトを漬けているらしい。トマトの脇を固めているのはマスカルポーネチーズ。若干、おそるおそるではあるが、食べてみたところ、意外にも味噌とトマトがいい相性。ワインにも合うし、おそらく日本酒にも合うだろう。

次は。鶏白レバーのパテ。ただし、メニューには「ドライフルーツと最中を添えて」と書いてあった。…最中?ちょっと不思議な印象だったがオーダーしてみた。登場したのはココットに入ってバルサミコをたらしたレバーパテと…ドライフルーツと最中の皮。レバーパテというと、バケットが添えられることが多いような気がするが、「れんず」では最中の皮で食べさせるらしい。最中の皮はバケットよりも薄く、よりレバーパテを味わえるような気がする。それに、ちょっとだけ甘みがあるので、これまたレバーパテの相方としていい塩梅。

ダイニングバーの定番とも言える、生ハムの盛り合わせ。スタッフさんによると、「れんず」では、一本まるごとの生ハムを仕入れていて、それを提供する前にスライスしているらしい。他のお店の生ハム盛り合わせに見かけないのは、手前にある白いもの。どうやら、ラードの生ハムらしい。まるっと脂なので、一瞬、どきっとしたが食べてみると、すっと溶けていく脂がクセになりそうだった。

レバーパテに最中を添えて出すあたりからして、和洋折衷を厭わず美味しいものを出すお店であることは理解したが、メニューを眺めていて、「え?」って思ったのが、このフォアグラ茶碗蒸し。茶碗蒸しに、あのフォワグラである。いやー、最中の皮は不意打ちだったが、これはどうだろうと思ったけど、しっかりとしたダシとあおさ海苔とフォワグラは…旨かった。

…まだ食うのかという感じだが、メニューにまだ食べてないメニューが載ってるから仕方ない。「れんず」ではハーフサイズで提供してくれる(上のフォワグラ茶碗蒸しはハーフサイズで御願いしてみた)ので、少ない人数でもいろんなメニューを楽しめる。
次にオーダーしたのが牛肉トロトロ味噌煮込み。洋食屋などでは、牛肉の煮込みというとドミグラスソースだが、「れんず」では名古屋の味噌煮込み風にしてあるということは、八丁味噌である。濃いドミグラスソースだと、日本酒相手には濃厚すぎることがあるが、これが八丁味噌だと濃くなりすぎないから、日本酒でもいけてしまう。

…やっとシメだ。ダイニングバーには色んなご飯モノが用意されており、「れんず」でもいくつか用意されているが、和風カレーライスを選んでみた。いやはや、ごろごろとした牛肉。そろそろお腹いっぱいかなぁ…と思い始めていたところに、このビジュアル。ちょっとヤバい。ネギを散らして和風を演出してそうだが、実態は欧風カレーでもなく、カレースタンドのカレーでもなく…どっちかというと洋食屋のカレーに近いようなカレーだった。

実は他にも料理を食べて、ワインや日本酒もがぶがぶ飲んで帰ってきた。お腹いっぱいで苦しみつつも、なかなかの満足度だった。ただ、お店が広くないこともあって、簡単に混みそうなことが玉にキズかもしれない。門前仲町あたりで飲むことがあったら第一候補にしたいところだ。