徳島の眉山に遊びに行った帰り、母が「津田のあのラーメンを食べたい」とか言い出すので、スマートフォンでいろいろと調べてみたところ、さぬき市の鴨部のあたりに、「ラーメン山村」というラーメン屋があるらしいことがわかった。
実際に現地に行ってみると、こんな外観。確か、ここって昔は喫茶店だったような…そんな居抜きな感じのラーメン屋さん。
実際に現地に行ってみると、こんな外観。確か、ここって昔は喫茶店だったような…そんな居抜きな感じのラーメン屋さん。
店内はテーブル席を中心に、カウンターが数席用意されていて、カウンターからはラーメンができていく様子を眺めることができる。店主らしき男性が黙々とラーメンを作り、奥さんらしき人ともう1人の女性がアシストとラーメンの提供を行っていた。また、おしぼりとお冷やはセルフサービスという、讃岐うどんのセルフの店を彷彿とさせる合理的なシステム。
ラーメンのスープが、醤油、塩、味噌といったオーソドックスな味が用意されていて、それらと、ベースとなるスープの組み合わせでメニューが成り立っている。例えば、「あっさり」スープは、鶏ガラと海産物がメインのスープで、醤油と塩のいずれかの味と組み合わせられる。また、「こってり」スープは豚骨スープで、「豚骨しょうゆ」や「豚骨味噌」といったスープになる。スープのバリエーションに加えて、ネギやチャーシューなどのトッピングのバリエーションがあるので、ラーメン屋にしてはメニューが多いように見える。
とりあえず、こってりの「とんこつ醤油」のネギラーメンをオーダーしてみた。
とんこつ醤油スープは、一見すると博多ラーメン風の色合いではあるけれど、臭みは全くなく、むしろ、とんこつのコクは残しながらも、意外とあっさりしていたような気がする。極端な言い方をしてしまうと、「天下一品」のこってりのスープにとんこつの風味を加えて、普通のラーメンのスープの濃度にした感じだろうか。
また、麺はストレートな中太麺。とんこつスープというと、博多ラーメンのような極細の麺が合うような気がするが、こちらの中太麺も悪くない。ただ、美味しいスープではあるが、どうしてもパンチに欠けるのと、中太麺であるせいか、中盤戦に少し飽きが来てしまうので、卓上の高菜を入れると、また雰囲気が変わって食べ進められる。
そして、ラーメン屋のサイドメニューの定番はぎょうざ。この餃子も、一見すると、オーソドックスな餃子だが、餡に春雨が入っていて、しかも、その春雨にはスープを染みこませてあるのか、心地いい食感と、旨みが感じられた。
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帰り際にちらっと厨房を眺めてみたが、お湯の中にラーメンどんぶりが沈んでいて、ラーメンを提供するまでの温度に気を遣っていたことが分かるし、店主らしき男性がおもむろに濃度計らしきものを取り出して、スープの何かを測っていた。きっと、品質管理の一環なんだろう。
オプションを追加していないラーメンの値段が500円からなので、首都圏のラーメンと比較すると、安いなぁという印象ではあるが、一方で、きっちり作ってあるなぁと印象は強く、美味しいラーメンだった。
ラーメンのスープが、醤油、塩、味噌といったオーソドックスな味が用意されていて、それらと、ベースとなるスープの組み合わせでメニューが成り立っている。例えば、「あっさり」スープは、鶏ガラと海産物がメインのスープで、醤油と塩のいずれかの味と組み合わせられる。また、「こってり」スープは豚骨スープで、「豚骨しょうゆ」や「豚骨味噌」といったスープになる。スープのバリエーションに加えて、ネギやチャーシューなどのトッピングのバリエーションがあるので、ラーメン屋にしてはメニューが多いように見える。
とりあえず、こってりの「とんこつ醤油」のネギラーメンをオーダーしてみた。
とんこつ醤油スープは、一見すると博多ラーメン風の色合いではあるけれど、臭みは全くなく、むしろ、とんこつのコクは残しながらも、意外とあっさりしていたような気がする。極端な言い方をしてしまうと、「天下一品」のこってりのスープにとんこつの風味を加えて、普通のラーメンのスープの濃度にした感じだろうか。
また、麺はストレートな中太麺。とんこつスープというと、博多ラーメンのような極細の麺が合うような気がするが、こちらの中太麺も悪くない。ただ、美味しいスープではあるが、どうしてもパンチに欠けるのと、中太麺であるせいか、中盤戦に少し飽きが来てしまうので、卓上の高菜を入れると、また雰囲気が変わって食べ進められる。
そして、ラーメン屋のサイドメニューの定番はぎょうざ。この餃子も、一見すると、オーソドックスな餃子だが、餡に春雨が入っていて、しかも、その春雨にはスープを染みこませてあるのか、心地いい食感と、旨みが感じられた。
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帰り際にちらっと厨房を眺めてみたが、お湯の中にラーメンどんぶりが沈んでいて、ラーメンを提供するまでの温度に気を遣っていたことが分かるし、店主らしき男性がおもむろに濃度計らしきものを取り出して、スープの何かを測っていた。きっと、品質管理の一環なんだろう。
オプションを追加していないラーメンの値段が500円からなので、首都圏のラーメンと比較すると、安いなぁという印象ではあるが、一方で、きっちり作ってあるなぁと印象は強く、美味しいラーメンだった。