ふらっと妙典に行く機会があったので、えらく久しぶりに「華風伝」に行って、ラーメンを食べることにした。

訪れた時間が15時くらいだったので、お客さんが少ないだろうと踏んでいたけれど、その思惑とは裏腹に、カウンターにもお客さん、奥のテーブル席にもお客さんがいた。いやはや、さすが「華風伝」。評判がいいってことだろう。とはいえ、昼時ではないので、並ぶことなく座ることができた。

で、「野菜ラーメン」(まぁ、タンメンですな)にするか、「スーラータンメン」にするか、少し悩んだ末に、「スーラータンメン」にしてみた。

華風伝@妙典のスーラータンメン

麺は細めだけど、思ったよりもコシがある。スーラータンメンの「スー」は、酸味の「酸」だけれども、「華風伝」のスーラータンメンのスープの酸味はきつくない。全般的にマイルドといっていいと思う。具はきくらげ、しうたけ、豚肉、たけのこ、卵。卵は卵とじ状態で入っているので、酸味や辛みをマイルドにしているのかもしれない。ラーメンに使われているスープがなかなかおいしいのではないかと思う。また、中華鍋で炒めているので、スープがきっちり熱い。このきっちり熱いスープは高評価。そういえば、帰り際、お客さんが食べている塩ラーメンがちらっと見えたが、とても透明度の高いスープだったなぁ。

汗をかきながらスープをすすっていると、厨房の隅に置かれた寸胴が見えた。ちょうど、新たにスープの仕込みを始めようとしているところで、寸胴に水を張って昆布などを入れていた。ラーメン屋とスープ寸胴は切っても切れない関係だけど、この寸胴を厨房の奥ではなく、入り口のところに配置しているのはスープに自信があるからではないかと、ふと思ったが、勘違いだろうか。

ほぼスープを飲み干して帰ってきたが、ラーメンとしての満足度は高かった。また、ふらっと華風伝@妙典まで食べに行きたいと思った。



華風伝 ラーメン / 妙典駅

昼総合点★★★★ 4.0




追記:
この記事から7年後の2017年に華風伝に再訪してきました