ちょっと目黒区に用事があったので、そのついでに多賀野@荏原中延によってラーメンを食べてきた。

…実は、荏原中延は私にとって思い出の土地だったりする。というのも、荏原中延は、学生時代に住んでいた街であり、しかも、この多賀野から徒歩5分くらいの場所に住んでいたこともあって、かなりの頻度で多賀野に通っていた。

とはいえ、それから時間が経って、引っ越したこともあって、残念ながら多賀野が縁遠くなってしまっていた。

訪れたのは、夜の部の開店30分くらい前だったので、仕方なく荏原中延の商店街(スキップロード)を記憶を頼りに「変わってないなぁ…」なんて思いながら、ぶらぶらして時間を潰した。程よい頃だろうと思って、多賀野に戻ったら既にお客さんが座ってた(汗)

…とはいえ、ファーストロットには間に合ったので、いそいそと券売機でチケットを購入。つけ麺にするか、中華そばにするか、塩ラーメンにするか悩んだあげくに、久しぶりだからということで、オーソドックスな中華そばを選択。

また脱線するが、私の記憶によれば、店内の音楽はかなりのボリュームでサザンが掛かっていたような気がするが、訪れた日は宇多田ヒカルだった。しかも、ファーストアルバムじゃないかなぁ…これ、みたいな感じ。なんだか懐かしい。

で、出てきたのが、この中華そば。

多賀野@荏原中延の中華そば

スープには煮干しが効いているんだけど、煮干が自己主張せずに、他のスープと渾然一体となっている感じはやっぱりうまい。麺の湯切りがしっかりしているのも関係している気がする。

麺は麺で、他にない食感であるような気がしたのは気のせいか。多賀野の中華そばの麺を噛み切った時のぷっつりと切れる感触はなんだか心地いい。具のメンマや卵もしっかり手間をかけてる感じがする。

個人的に、ここ最近で一番のラーメンじゃないかと思う(…懐かしさもあるので…)スープを飲み干しちゃったのも久しぶりのような気がするし。

ま、ちょっと遠いのが残念だけど、機会があれば是非とも訪れたい。