JR大船駅の近くに、ビールと少々のおつまみしかないけれど、多種多様な注ぎ方でビールを飲めるお店があることをネットで見つけて飲みに行ってきた。お店の名前は「ビールスタンド ミナト」。やっぱり、休日にビール飲むなら明るいうちにってことで、昼飲みをしてきた。
お店は立ち飲みスタイルのお店で、数人のお客さんが訪れると満員になってしまうくらいの小さなお店。私が訪れた時はたまたま空いていたのですんなり入れたが、後からお客さんがやってきて気がつけば満席になっていた。しかも、2杯くらいビールを飲んでさっさと帰っていくお客さんがマジョリティにもかかわらず、次々とお客さんがやってきて満席に近い状態が維持されていた。お店に入ると、看板にもあしらわれていたビールを持った女性が印刷されたコースターがあった。
「ビールスタンド ミナト」はビールがメイン。4種類のビール樽を2つのカランで継いでいるようで、ところ狭しとビールの注ぎ口が並んでいた。ビールをお願いしながらスマホで調べてみたが、現代のカランはコックを手前に倒すとビールが出てきて、奧に倒すと泡が出てくるのに対して、昭和頃に使われていたスウィングカランはコックは左右にひねる方式らしい。そして、スウィングカランはビールが勢いよく出てくるので注ぐのが難しいらしい。メニューを見てみると、色んな注ぎ方の中の「スタンダード」については現代のビールサーバで書かれていたので、殆どの注ぎ方はスウィングカランの方をを使っているということだろう。難しいカランを使ってビールを注ぎ分けるのがマスターの技ということか。
メニューを眺めてみると、ビールの注ぎ方は8種類の中から選ぶことができるようだ。ビールをお願いする時には、どのビールにするのかに加えて、どの注ぎ方にするかも併せてお願いすることになる。注ぎ方によって値段が異なる訳だが、ビールを注ぐのにもプロの技が存在するのであれば、技術料が発生するのは当然といえば当然か。
どうやら、私が訪れた時にはイベント開催期間だったようで、サッポロビールの樽ばかり、しかも黒ラベル、ヱビスビールに加えて、ご当地限定ビールの樽が使われていた。ラインナップされていたのは以下のビール。まぁ、サッポロクラシックあたりは関東でもたまに見かけるが、風味爽快ニシテ、静岡麦酒はなかなか珍しい気がするのでラッキーだったのかも(ご当地ビールも缶ビールの通販なら全国で買えるらしいけど)
1杯目は、新潟限定の「風味爽快ニシテ」を2度注ぎでお願いしてみた。ビールはジョッキではなく、うすはりのグラスが使われているようだ。しかも、そのグラスには氷水を入れた状態で冷やしてあり、注文が入ったら氷水を次のグラスに移し替えてビールを注いでくれるので、静かな店内には氷水を移し替える音が響いている。
そういえば、どこかのチェーン系居酒屋で凍った状態のジョッキに冷えたビールを注いで、いわゆるキンキンな状態にしたビールを飲んだことがあるが、あまりにも冷えすぎていてビールの風味どころではなかったことを思い出すと、「ビールスタンド ミナト」のマスターが考えるビールの適温はキンキンではなさそうだ。
風味爽快ニシテは、どちらかというと、苦み少なめで飲みやすい系のビールという印象。最初の1杯に向いていて、一口でぐいぐい飲んでしまった。まさに風味爽快。
あっさり風味爽快ニシテを飲み干してしまったので、次にお願いしたのが静岡限定の静岡麦酒のOFUNA注ぎ。OFUNA注ぎは2度注ぎをアレンジした注ぎ方で、泡がクリーミーになるとのこと。横に並べて見たわけではないけれど、確かに多少は泡が細かいような気がする。
そして、いくつかしかないアテから、「枝豆ビール漬け」と「合鴨の味噌漬け」をお願いしてみた。ちょっとしっとりしていて、わずかにビールの風味が漂っている枝豆はやっぱりビールに合うし、合鴨のしっかりした味わいもこれまたビールの相性がいい。実は「豚肉のビール煮込み」も気になったけど、長居するお店でも無さそうなので次回、お邪魔したときにお願いすることを誓って我慢…。
最後にお願いしたのが、サッポロクラシックの二度注ぎ。これまたさっぱりとしていて爽快な飲み口。ただ、飲みやすいだけのビールではなく、飲み応えはしっかりしていていろんなアテに合いそうだなという印象。
今回はサッポロのイベント開催期間中でサッポロビールを堪能できたけど、また今度お邪魔するときにはどんなビールの樽がサーバーに接続されているのか、今から楽しみだ。
「ビールスタンド ミナト」はビールがメイン。4種類のビール樽を2つのカランで継いでいるようで、ところ狭しとビールの注ぎ口が並んでいた。ビールをお願いしながらスマホで調べてみたが、現代のカランはコックを手前に倒すとビールが出てきて、奧に倒すと泡が出てくるのに対して、昭和頃に使われていたスウィングカランはコックは左右にひねる方式らしい。そして、スウィングカランはビールが勢いよく出てくるので注ぐのが難しいらしい。メニューを見てみると、色んな注ぎ方の中の「スタンダード」については現代のビールサーバで書かれていたので、殆どの注ぎ方はスウィングカランの方をを使っているということだろう。難しいカランを使ってビールを注ぎ分けるのがマスターの技ということか。
メニューを眺めてみると、ビールの注ぎ方は8種類の中から選ぶことができるようだ。ビールをお願いする時には、どのビールにするのかに加えて、どの注ぎ方にするかも併せてお願いすることになる。注ぎ方によって値段が異なる訳だが、ビールを注ぐのにもプロの技が存在するのであれば、技術料が発生するのは当然といえば当然か。
どうやら、私が訪れた時にはイベント開催期間だったようで、サッポロビールの樽ばかり、しかも黒ラベル、ヱビスビールに加えて、ご当地限定ビールの樽が使われていた。ラインナップされていたのは以下のビール。まぁ、サッポロクラシックあたりは関東でもたまに見かけるが、風味爽快ニシテ、静岡麦酒はなかなか珍しい気がするのでラッキーだったのかも(ご当地ビールも缶ビールの通販なら全国で買えるらしいけど)
- (新潟限定の)風味爽快ニシテ
- (静岡限定の)静岡麦酒
- (北海道限定の)サッポロクラシック
- ヱビスビール
- 黒ラベル
1杯目は、新潟限定の「風味爽快ニシテ」を2度注ぎでお願いしてみた。ビールはジョッキではなく、うすはりのグラスが使われているようだ。しかも、そのグラスには氷水を入れた状態で冷やしてあり、注文が入ったら氷水を次のグラスに移し替えてビールを注いでくれるので、静かな店内には氷水を移し替える音が響いている。
そういえば、どこかのチェーン系居酒屋で凍った状態のジョッキに冷えたビールを注いで、いわゆるキンキンな状態にしたビールを飲んだことがあるが、あまりにも冷えすぎていてビールの風味どころではなかったことを思い出すと、「ビールスタンド ミナト」のマスターが考えるビールの適温はキンキンではなさそうだ。
風味爽快ニシテは、どちらかというと、苦み少なめで飲みやすい系のビールという印象。最初の1杯に向いていて、一口でぐいぐい飲んでしまった。まさに風味爽快。
あっさり風味爽快ニシテを飲み干してしまったので、次にお願いしたのが静岡限定の静岡麦酒のOFUNA注ぎ。OFUNA注ぎは2度注ぎをアレンジした注ぎ方で、泡がクリーミーになるとのこと。横に並べて見たわけではないけれど、確かに多少は泡が細かいような気がする。
そして、いくつかしかないアテから、「枝豆ビール漬け」と「合鴨の味噌漬け」をお願いしてみた。ちょっとしっとりしていて、わずかにビールの風味が漂っている枝豆はやっぱりビールに合うし、合鴨のしっかりした味わいもこれまたビールの相性がいい。実は「豚肉のビール煮込み」も気になったけど、長居するお店でも無さそうなので次回、お邪魔したときにお願いすることを誓って我慢…。
最後にお願いしたのが、サッポロクラシックの二度注ぎ。これまたさっぱりとしていて爽快な飲み口。ただ、飲みやすいだけのビールではなく、飲み応えはしっかりしていていろんなアテに合いそうだなという印象。
今回はサッポロのイベント開催期間中でサッポロビールを堪能できたけど、また今度お邪魔するときにはどんなビールの樽がサーバーに接続されているのか、今から楽しみだ。
ビールスタンド ミナト (ビアバー / 大船駅、富士見町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3