亀戸の飲み屋さんというと、どうしても北口側の亀戸餃子のある通りや、その周辺に行きがちではあるけれど…。南口側にもいい立ち呑み屋さんがあると聞きつけて土曜日の昼飲みをしに行ってみた。
お店の名前は「いぐち式」。マンションの1階に飲食店が並んでいる一角にあるお店で、店頭には白地ブルーのペンキで「い」と書かれた看板が設置されている。
お店の名前は「いぐち式」。マンションの1階に飲食店が並んでいる一角にあるお店で、店頭には白地ブルーのペンキで「い」と書かれた看板が設置されている。
店内のカウンターにはコロナ対策でアクリルパネルが設置されていて、4名が並ぶと満席だろうか。あと、奧にドラム缶のようなテーブルがあったので2名組のお客さんはそちらで飲めるのかもしれない(そういえば、お店のTwitterアカウントのプロフィールには「狭小店なので3人以上でのご来店はTEL願います。」と書かれていた)
さて、とりあえず、ハートランドビールをお願いして、カウンターの上に掲げられているメニューを眺めてみた。いぐち式のおつまみは1名分のポーションで設定されているせいか、1品あたりの価格は低めに設定されているような気がする。
そして、メニューボードの下に「おまかせおつまみセット」と書かれた紙がが貼られていることに気がついた。どうやら、おまかせでおつまみを出してもらえるらしい。色々なラインナップがあって悩ましいし、1品の量も多くなさそうなので、おすすめをお願いしてみた。
まず、出てきたのは「かつをめしのあたま」。かつおの刺身を漬けにしてご飯の上に載せたものがかつをめしで、そのかつをめしに載せるかつおの漬けをつまみとして出してもらうもののようで、大ぶりに切られたカツオがなんだか嬉しい。しっかりした味付けなので、ごはんにも合いそうだし、おつまみとしても申し分ない。
続いて、大葉ポテサラ、パセリナムル、なすのゆず胡椒 こんぶ和え。大葉ポテサラは、ポテサラに刻んだ大葉が混ぜられていて爽やかな風味に仕上がっている。パセリナムルはパセリの食感が楽しいし、少し苦みもあって、ビールにマッチする逸品。なすのゆず胡椒 こんぶ和えもさっぱりとしていて前菜としてぴったり。
さらに、ヤングコーン焼きを出してもらった。ヤングコーンを皮付きのまま焼いたシンプルなものだけど、これがまた美味しかった。ヤングコーンのサクサクとした歯触りもいいけれど、店主さんから勧められたとおり、ヤングコーンのひげが軟らかいし、風味も豊かで妙にいいおつまみになっている気がする。
あっさりハートランドビールを飲み終えてしまったので日本酒をお願いすることにした。メニューを眺めた限りでは、いぐち式の日本酒のラインナップには他のお店ではあまり見かけない銘柄が並んでいるような気がした。数ある銘柄の中で、ちょっと気になった、「タクシードライバー」って日本酒をお願いした。岩手県の喜久盛酒蔵というところの日本酒とのこと。純米をお願いしてみたけれど売り切れということで、タクシードライバーのおりがらみをいただいた。生酒の複雑な味わいはありつつも、さっぱりしていて、いろんなおつまみと合いそうな気がした。
ここで、おつまみを追加。お邪魔してからずっと気になっていた、いぐち式ハンバーグをお願いしてみた。店主さんがおもむろにカウンターの上に置いてあった大きめの皿にかかっていたアルミホイルをめくると、超巨大なハンバーグが現れた。店主さんがその巨大なハンバーグを包丁で1人前に切り出して提供してくれた。ハンバーグとは言いつつも、端的にはたっぷりとしたひき肉の塊を切り出して食べていくのはなんだか楽しい。しっかりした味付けのソースはおつまみに合うように作ってあるけれど、しつこくないからさくっと食べられた。
おなかの加減もあって、最後のおつまみを…と思ってメニューを眺めて、いぐち式ハンバーグと共に気になっていた、ヤリイカとキノコのタイレッドカレーをあたまでお願いしてみた。いぐち式が、おつまみが美味しい立ち呑み屋さんであるとはいえ、タイカレーを食べられるのは珍しいような気がする。
ほどなくして、カウンターに置かれたのはパクチー。店主さんによればパクチーはカレーに自由に入れていいそうだ。ほどなくして、タイレッドカレーが提供されたので、水を張ったジョッキに刺さっているパクチーを何本か抜いて、パクチーの茎をかじりながら、パクチーの葉をカレーに載せていった。タイ料理は詳しくないけれど、おつまみとしてのタイカレーとしては十分に本格派。カレーに入っている小さなヤリイカが実にいいおつまみになっている。
タイカレーを食べ終えていぐち式を後にした。いぐち式は小さなお店なので、大勢で訪れてワイワイやるお店ではないが、独りで美味しいおつまみとお酒を楽しむには実にいいお店だと思う。また、お邪魔させてもらおう。
さて、とりあえず、ハートランドビールをお願いして、カウンターの上に掲げられているメニューを眺めてみた。いぐち式のおつまみは1名分のポーションで設定されているせいか、1品あたりの価格は低めに設定されているような気がする。
そして、メニューボードの下に「おまかせおつまみセット」と書かれた紙がが貼られていることに気がついた。どうやら、おまかせでおつまみを出してもらえるらしい。色々なラインナップがあって悩ましいし、1品の量も多くなさそうなので、おすすめをお願いしてみた。
まず、出てきたのは「かつをめしのあたま」。かつおの刺身を漬けにしてご飯の上に載せたものがかつをめしで、そのかつをめしに載せるかつおの漬けをつまみとして出してもらうもののようで、大ぶりに切られたカツオがなんだか嬉しい。しっかりした味付けなので、ごはんにも合いそうだし、おつまみとしても申し分ない。
続いて、大葉ポテサラ、パセリナムル、なすのゆず胡椒 こんぶ和え。大葉ポテサラは、ポテサラに刻んだ大葉が混ぜられていて爽やかな風味に仕上がっている。パセリナムルはパセリの食感が楽しいし、少し苦みもあって、ビールにマッチする逸品。なすのゆず胡椒 こんぶ和えもさっぱりとしていて前菜としてぴったり。
さらに、ヤングコーン焼きを出してもらった。ヤングコーンを皮付きのまま焼いたシンプルなものだけど、これがまた美味しかった。ヤングコーンのサクサクとした歯触りもいいけれど、店主さんから勧められたとおり、ヤングコーンのひげが軟らかいし、風味も豊かで妙にいいおつまみになっている気がする。
あっさりハートランドビールを飲み終えてしまったので日本酒をお願いすることにした。メニューを眺めた限りでは、いぐち式の日本酒のラインナップには他のお店ではあまり見かけない銘柄が並んでいるような気がした。数ある銘柄の中で、ちょっと気になった、「タクシードライバー」って日本酒をお願いした。岩手県の喜久盛酒蔵というところの日本酒とのこと。純米をお願いしてみたけれど売り切れということで、タクシードライバーのおりがらみをいただいた。生酒の複雑な味わいはありつつも、さっぱりしていて、いろんなおつまみと合いそうな気がした。
ここで、おつまみを追加。お邪魔してからずっと気になっていた、いぐち式ハンバーグをお願いしてみた。店主さんがおもむろにカウンターの上に置いてあった大きめの皿にかかっていたアルミホイルをめくると、超巨大なハンバーグが現れた。店主さんがその巨大なハンバーグを包丁で1人前に切り出して提供してくれた。ハンバーグとは言いつつも、端的にはたっぷりとしたひき肉の塊を切り出して食べていくのはなんだか楽しい。しっかりした味付けのソースはおつまみに合うように作ってあるけれど、しつこくないからさくっと食べられた。
おなかの加減もあって、最後のおつまみを…と思ってメニューを眺めて、いぐち式ハンバーグと共に気になっていた、ヤリイカとキノコのタイレッドカレーをあたまでお願いしてみた。いぐち式が、おつまみが美味しい立ち呑み屋さんであるとはいえ、タイカレーを食べられるのは珍しいような気がする。
ほどなくして、カウンターに置かれたのはパクチー。店主さんによればパクチーはカレーに自由に入れていいそうだ。ほどなくして、タイレッドカレーが提供されたので、水を張ったジョッキに刺さっているパクチーを何本か抜いて、パクチーの茎をかじりながら、パクチーの葉をカレーに載せていった。タイ料理は詳しくないけれど、おつまみとしてのタイカレーとしては十分に本格派。カレーに入っている小さなヤリイカが実にいいおつまみになっている。
タイカレーを食べ終えていぐち式を後にした。いぐち式は小さなお店なので、大勢で訪れてワイワイやるお店ではないが、独りで美味しいおつまみとお酒を楽しむには実にいいお店だと思う。また、お邪魔させてもらおう。
いぐち式 (立ち飲み居酒屋・バー / 亀戸駅、西大島駅、亀戸水神駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.7