以前より何回もお邪魔している、大島の「番外地」にまたもや休日の昼飲みでお邪魔してきた…ので、改めて記事にしてみた。
「番外地」は、都営新宿線の大島駅から歩いて2分くらいの場所にある立ち呑み屋さん。おそらく、場所柄、大島中央銀座商店街の一角をなしていることは確かなんだろうと思うが、え、商店街に立ち呑み屋さんがあるの?って感覚はない。
「番外地」は、都営新宿線の大島駅から歩いて2分くらいの場所にある立ち呑み屋さん。おそらく、場所柄、大島中央銀座商店街の一角をなしていることは確かなんだろうと思うが、え、商店街に立ち呑み屋さんがあるの?って感覚はない。
引き戸を開けると、立ち飲み屋さんらしい風景が広がる。ドラム缶を使ったテーブルがいくつか並んでいて、奧には厨房。かなりの確率で奥の方のドラム缶にはご近所の皆さんと思しき常連の方々が楽しそうに酒を飲んでいるのが見える。
お酒のオーダーは厨房の入り口よりカウンターにて。キャッシュオンデリバリーで支払う。激安のチューハイをオーダーすると、飲み物用オーダーカウンターにそっと置いてあるレモンシロップを入れていいルールになっており、タダでチューハイをレモンサワーに変更させることができる。まぁ、チューハイとレモンサワーでわずかながらも価格差を設定するお店が少なくない中で、なかなか気前のいい仕組みである。また、キャッシュオンデリバリーであることから、小銭を入れておくための器を借りることもできる。
そして、飲み物用オーダーカウンターから店の奥に向かって、手作りのアテが並んでいる。これらのメニューは頭上のホワイトボードに記載されており、グランドメニューと共に、ホワイトボードの下あたりからアテのオーダーをすることができる。ちなみに、広いお店でもないので、飲み物をオーダーする窓口とアテ用の窓口は近接している。だからといって、雑に飲み物のオーダーのついでにアテを頼んではいけない。お店のルールとしてお酒のオーダーとアテのオーダーの受付窓口は別なのである。
確かに、さくっと出てくるアテであっても、作るのに時間がかかるアテであっても、アテをオーダーすると飲んでる自分の席(というか、ドラム缶というかテーブルというか)までオーダーしたものを運んできてもらって、その場でお会計(キャッシュオンデリバリー)となるので、提供の仕組みはアテと飲み物で多少異なるわけだ。ユーザーの利便性を向上させると、お店側の手間が増えるという構図はありがちなので、あの値段で提供されるのであればお店のルールを遵守しておくのが得策ではないかという気がしないでもない。
さて、お邪魔した時にあった日替わりメニューを紹介すると下記のような感じである。
まずは、塩豚。端的には塩味の効いた、茹でた豚バラ肉である。おろしにんにくが添えられており、小ぶりながらも厚めに切られた豚バラ肉とにんにくを合わせると、そこには豊かな滋味があった。おそらくは、そんなに凝った料理ではないものの、塩豚がレトルトや冷凍食品で出回っているはずもなく、手作りであることがしっかり感じられる逸品である。
番外地でときどき見かけるのがグラタン皿で提供されるメニューである。今回はまさに(茄子とミートソースの)グラタンであったが、日によってはチキンカレーだったりする。このグラタン皿メニューもまた手作り感のあるメニューであり、実にコスパの良さを実感できる。グラタン皿メニューとポテトフライをオーダーして、グラタン皿に残ったソースを味わい尽くすのもなかなかオススメである。
おでんを提供しているわけではないが、カウンターに乗っている大皿にがんもどきが鎮座しているのを見かけてお願いしてみた。大皿から提供用の小皿に移されて、わりと長めにレンジで温められたがんもどきもこれまた手作り感のあるメニューであった。がんもどきを箸で小さく切ってちびちび食べ進めていくと気がつくと酒がなくなってしまっていた。
「番外地」が、1人前200円や300円の激安の値段でアテを提供しているにも関わらず、なにげに魚を使ったメニューが提供されていることも「番外地」の魅力の一つと言っていいかもしれない。
お邪魔した時には太刀魚の天ぷらがホワイトボードのメニューに載っていた。もちろん、オーダーしてから揚げるような提供形式ではなく、既に天ぷらとして調理されたものが大皿に並んでいてそれを温めて提供してもらう仕組みであるが、このボリュームで、この時は300円で提供されていた。太刀魚って大型のものは高級魚として扱われると聞いたことがあるが、そのような扱いであることも頷ける上品な白身がとても美味しかった。
この「番外地」で、常連さん達が楽しそうに盛り上がっている声を聞きながら、手作りのアテを肴に静かに一人飲みに興じるのもなかなか悪くないと思える。そして、また、他に特に用事があるわけでもない大島駅にわざわざ降りたってしまうのである。
お酒のオーダーは厨房の入り口よりカウンターにて。キャッシュオンデリバリーで支払う。激安のチューハイをオーダーすると、飲み物用オーダーカウンターにそっと置いてあるレモンシロップを入れていいルールになっており、タダでチューハイをレモンサワーに変更させることができる。まぁ、チューハイとレモンサワーでわずかながらも価格差を設定するお店が少なくない中で、なかなか気前のいい仕組みである。また、キャッシュオンデリバリーであることから、小銭を入れておくための器を借りることもできる。
そして、飲み物用オーダーカウンターから店の奥に向かって、手作りのアテが並んでいる。これらのメニューは頭上のホワイトボードに記載されており、グランドメニューと共に、ホワイトボードの下あたりからアテのオーダーをすることができる。ちなみに、広いお店でもないので、飲み物をオーダーする窓口とアテ用の窓口は近接している。だからといって、雑に飲み物のオーダーのついでにアテを頼んではいけない。お店のルールとしてお酒のオーダーとアテのオーダーの受付窓口は別なのである。
確かに、さくっと出てくるアテであっても、作るのに時間がかかるアテであっても、アテをオーダーすると飲んでる自分の席(というか、ドラム缶というかテーブルというか)までオーダーしたものを運んできてもらって、その場でお会計(キャッシュオンデリバリー)となるので、提供の仕組みはアテと飲み物で多少異なるわけだ。ユーザーの利便性を向上させると、お店側の手間が増えるという構図はありがちなので、あの値段で提供されるのであればお店のルールを遵守しておくのが得策ではないかという気がしないでもない。
さて、お邪魔した時にあった日替わりメニューを紹介すると下記のような感じである。
まずは、塩豚。端的には塩味の効いた、茹でた豚バラ肉である。おろしにんにくが添えられており、小ぶりながらも厚めに切られた豚バラ肉とにんにくを合わせると、そこには豊かな滋味があった。おそらくは、そんなに凝った料理ではないものの、塩豚がレトルトや冷凍食品で出回っているはずもなく、手作りであることがしっかり感じられる逸品である。
番外地でときどき見かけるのがグラタン皿で提供されるメニューである。今回はまさに(茄子とミートソースの)グラタンであったが、日によってはチキンカレーだったりする。このグラタン皿メニューもまた手作り感のあるメニューであり、実にコスパの良さを実感できる。グラタン皿メニューとポテトフライをオーダーして、グラタン皿に残ったソースを味わい尽くすのもなかなかオススメである。
おでんを提供しているわけではないが、カウンターに乗っている大皿にがんもどきが鎮座しているのを見かけてお願いしてみた。大皿から提供用の小皿に移されて、わりと長めにレンジで温められたがんもどきもこれまた手作り感のあるメニューであった。がんもどきを箸で小さく切ってちびちび食べ進めていくと気がつくと酒がなくなってしまっていた。
「番外地」が、1人前200円や300円の激安の値段でアテを提供しているにも関わらず、なにげに魚を使ったメニューが提供されていることも「番外地」の魅力の一つと言っていいかもしれない。
お邪魔した時には太刀魚の天ぷらがホワイトボードのメニューに載っていた。もちろん、オーダーしてから揚げるような提供形式ではなく、既に天ぷらとして調理されたものが大皿に並んでいてそれを温めて提供してもらう仕組みであるが、このボリュームで、この時は300円で提供されていた。太刀魚って大型のものは高級魚として扱われると聞いたことがあるが、そのような扱いであることも頷ける上品な白身がとても美味しかった。
この「番外地」で、常連さん達が楽しそうに盛り上がっている声を聞きながら、手作りのアテを肴に静かに一人飲みに興じるのもなかなか悪くないと思える。そして、また、他に特に用事があるわけでもない大島駅にわざわざ降りたってしまうのである。
番外地 (立ち飲み居酒屋・バー / 大島駅、西大島駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6